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さて、町内で最後の船回しですよ~ ここはしっかり観ておかないと!! もう、すごい人数の観衆が集まってます!!
演技をはじめる前、根曳さんが「お母さんたちを前に」と、集まった人垣の一番前に町内の奥さんたち、役員さんの奥さんたち、くんちの間中、ずっと船に付き添ってきた囃子のお母さんたちに並んでいただいて、最後の演技をよく見えるように気遣っていらっしゃいました。 そうなんです。くんちの奉納を本当に支えているのは、出演している方たちを日々支え、影でお世話をしている奥さんたちなのです!! 今回、くんちに初参加させていただいて、このことがよくよくわかりました。 先曳のお子さんたちの手をひいていたお母さんも、町内の練習用の青いTシャツを着て、子供を抱いて来ていました。やはり、町内の方は揃いのTシャツで、ずっと練習のときから支えてらしたんですね…。 私なぞ、すでにただのいちくんちばかに戻ってしまいましたが、町内の女性たちの、くんちにかける思いや覚悟が見て取れるようで、くんちを支える厳しさを再認識した思いでした。 根曳さんたちの、楽しそうな様子が印象的でした。囃子でがんばるわが子を見守るお母さんたちも、涙をこらえきれない様子。 私も、友人も思わずもらい泣き。 この最後の演技を見ながら… 実は私、われにかえってしまいました。 こんなに、船をひっぱって、ぐるぐるまわして、楽しいって何? なんでこれに人はこれほど熱狂しちゃうの?って… でも、ひとの一生ははかないものです。幸せになろうともがいて、ああ楽しかったと思って死にたいとがんばって、あっという間の一生を終えて次の世代へと命をつなげていく生き物です。 遊びをせんとや生れけむ、戯れせんとや生れけん ちょっと意味違うかもだけど、だいたい人間ってそんなもんじゃないかしら。 昔から、こうやって人は人生に楽しみを作り出してこうやって生きてきたんだなと、長崎の歴史にまで思いをはせながら、最後の川船の見物を終えました。くんちはいろんなことを私に教えてくれます。 もし、自分の亭主が船を曳き、子供が船に乗って囃子をつとめているのを見守ることができたら… さぞかし誇らしく、どんなに愛しく思えることだろうと、想像しただけで目がくらむような思いがしました。 こうして、くんちは続いてきたんでしょうね。そして、こうしてこれからも途絶えることなく続いていくのだと思いました。
| くんち本番 | 2008,10,09, Thursday |
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